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梨木香歩「家守綺譚」★★★★★
2007 / 02 / 01 ( Thu )
梨木さんの本は三冊目。
「エンジェルエンジェルエンジェル」も、「西の魔女が死んだ」も
ヨーロッパのキリスト教的な雰囲気のお話だったのでいい意味で予想外な雰囲気の一冊。

舞台は明治になってそう長くはたっていない京都近くの小さな町。
主人公は新米精神労働者(作家)で空き家になった家の留守番役。
他に出てくる人物は、囲碁が好きな和尚さん、肉屋、
隣の奥さん(のちにハナさんという名前が判明、旦那がどうなっているのかは不明)、
ダァリヤの君(主人公がすれ違った美人)たったこれだけ。

が、しかし、人物ではないモノが沢山登場する。
所謂、幽霊とか、妖怪とかそういったものの仲間なのだが、怖くない。
庭の池に河童がやってきましたと言えば、隣の奥さんは「あら、そうなの」である。
そういった不思議なものが人間と共存していた最後の時代なのだろう。

たぶん、隣のトトロのおばあちゃんが若かった頃の世界もこんな感じだったんじゃないかなぁ。
なぜだか分かりませんが、懐かしい、優しい気持ちになれる一冊です。



梨木 香歩 / 新潮社
Amazonランキング:2051位
Amazonおすすめ度:

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梨木香歩【家守綺譚】
江戸時代と明治時代の境目で、人々はどうやって気持ちを切り替えたんだろう?私がその時代に生きてたら、「皆さん、今日から明治時代です! 洋服を着ましょう!」と言われても、意地になって着物を着つづけるかも。周 ぱんどら日記【2007/02/01 10:09】
『家守綺譚』
家守綺譚 梨木 香歩著単行本読む前に文庫が出てしまった。梨木果歩の本は新潮文庫で揃えてたのでやっぱり文庫も買った。なんというか独特な雰囲気。好みが分かれそうです。時は明治。学友・高堂の生家に、家守として移り住んだ綿貫は駆け出しの作家として、細々と暮らして 読書の時間【2007/02/03 00:12】
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