全件表示TopRSSAdmin
スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

_____________________________________________________________

-- : -- : -- | | page top↑
小松左京「日本アパッチ族」★★★★☆
2006 / 12 / 14 ( Thu )
小松左京、処女SF長編作品。
第二次大戦後、今とは異なる高度成長期を迎えている日本が舞台。
焼け野原になった大阪の町や、貧しくて食べるものがないと言う話は、
小松さんの実体験からきた話なのだそうだ。

日本はだんだんと右傾化し、軍隊を持つようになる。
が、左方向へのバランスも失い、死刑廃止を叫ぶ人権主義者は
死刑が廃止されたことに満足し、代わりに始まった「追放刑」については無頓着。
そんな世界で主人公は、追放刑に処せられてしまう。
罪名は「無職」 課長の鼻をつねったためにクビになったのだ。
権利が義務となったこの世界では、無職のまま三ヶ月が経過すると逮捕され追放される。
追放先は大阪市内の隔離地域。
軍による厳重な警戒と野犬とスクラップしかない場所で生き残った人々は屑鉄を食べ、
鉄食いアパッチと呼ばれる別の生物に変わっていく。

普通でないものを食べて人間ではなくなってしまう、
こんな設定は「飢えなかった男」にも引き継がれたのだろうか?

親分、二毛次郎(にけじろう)を外国人にジロウ・ニモウと読ませたり、
ところどころにしょうもないギャグがちらほら出てくるが
最後までいいペースで読み切ることができた。
結末もしっかり締めてあったので満足。


小松 左京 / 光文社
Amazonランキング:711202位
Amazonおすすめ度:

スポンサーサイト

_____________________________________________________________

テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌 - カテゴリー:か 小松左京

00 : 38 : 44 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<三浦しをん「しをんのしおり」★★★☆☆ | ホーム | 「少年A」の父母「「少年A」この子を生んで…」★☆☆☆☆>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://hanaus.blog68.fc2.com/tb.php/163-46a2a9d7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。