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司馬遼太郎「木曜島の夜会」★★☆☆☆
2007 / 02 / 27 ( Tue )
歴史小説集、表題作の舞台は木曜島(wiki
(もくようとう・オーストラリアとニュージーランドの間にある)という場所。
そしてそこで第二次大戦頃まで活躍した日本人ダイバー達のお話。

他の作品もそうなのだが、歴史的にマイナーな人(木曜島についてはほぼ無名の人たち)
について書かれた作品ばかりなので、歴史的な背景を解説する部分の割合がとても多い。
そのために人物について書かれている割合が少なくなり、
タイトルになっている人物についての小説としてはそれほど面白くない。
ああ、こんな時代にこんな人もいたのだなぁという程度であった。

収録作

木曜島の夜会
有隣は悪形にて
大楽源太郎の生死
小室某覚書




司馬 遼太郎 / 文藝春秋(1980/09)
Amazonランキング:213104位
Amazonおすすめ度:

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18 : 00 : 00 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
桂枝雀「らくごDE枝雀」★★☆☆☆
2007 / 02 / 26 ( Mon )
桂枝雀の落語の速記+笑いについての対談。
落語そのものはやっぱり読むより聞いた方が面白い、と思う。

対談の方は、笑いとは「緊張」の「緩和」であるとか、
落語のサゲ(オチ)の四分類とか、それなりに面白いのだが、
分類される元の落語を知らないのでまったくついていけない。

「○○」というネタのサゲは「××」だからこのサゲはこう分類される。
なんて言われてもその落語を聞いたことがない人間に
サゲだけ暴露しちゃうというのはどうなのだろうか?
落語は古典であり普遍であるとか思っちゃっているあたりに現状がちょっと見える気がする。

関係ないけど、笑点の司会だった三遊亭円楽さんが引退宣言。
落語は知らないけど、この番組とこの人たちはちょっと好きだったので残念。
まぁ、潔いのもかっこいいか。

さらに関係ないけど、FC2の記事作成画面が変わった気がする。
タグ入力とかはどこに行ったんだろう?
あ、全部下のほうにあった。

桂 枝雀 / 筑摩書房(1993/10)
Amazonランキング:171560位
Amazonおすすめ度:


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18 : 00 : 00 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
森博嗣「そして二人だけになった」★★★★☆
2007 / 02 / 21 ( Wed )
巨大なコンクリートの塊アンカレイジの内部「バルブ」で起きる密室連続殺人事件。
中に閉じ込められた盲目天才科学者勅使河原潤とアシスタント森島由佳。
ただし、どちらも双子・兄弟を使った偽者?
章毎に交互に二人の視点が入れ替わり、一人称で進んでいく物語。
最初はちょっと文章のスタイルに戸惑ったが、コレは面白い。

最終的に二人はバルブを脱出し政治的配慮の下、病院に保護されるのだが…。

ラスト、どんでん返し返し返しの衝撃。
ここまで緻密に積み上げられたミステリィが、瞬時に崩壊する驚き。
仕掛けられた罠に完全に騙された快感。
一度、頭を落ち着かせてから再読の必要有り。



森 博嗣 / 新潮社
Amazonランキング:36001位
Amazonおすすめ度:


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18 : 00 : 00 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
酒見賢一「陋巷に在り3 媚の巻」★★★★☆
2007 / 02 / 20 ( Tue )
とうとう小正卯配下の子蓉が暴れだす。
子蓉の使う「媚術」とはどんなものかよくわからないので
ネットで調べてみようと思ったら…(google検索「媚術」
ほとんど全部が陋巷に在り関連のページとか感想文。
これでは意味がありません。

顔回と子蓉、お守り様(顔穆)と子蓉との対決が凄まじい。
コレがきっかけとなりその後、巻を進めるとあんなことになってしまうとは。

今後の展開にますます期待。


酒見 賢一 / 新潮社
Amazonランキング:105626位
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18 : 00 : 00 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
舞城王太郎「煙か土か食い物」★☆☆☆☆
2007 / 02 / 19 ( Mon )
面白いことは面白いんだ、それなりに、悔しいことに。
でも、主人公の語りがキツイ。
どうキツイかって最近ネットとかラジオとかで話題の
中二病まとめサイト)を思い出して頭から離れなくさせるくらい。

アメリカで活躍する腕のいいお医者様で、身長高くて、女の子にモテて、
喧嘩も強くて、ボクシングもできて、怒りの衝動が抑えられなくて、
マザコンでファザコンでブラコンで、頭がよくって、
周囲の人間を馬鹿にしている四郎さんが主人公。

文体は一人称、非常に下品というか、幼稚。
ミステリィかハードボイルドな形式をとっているが、
謎を提示しつつも、読者にヒントを与えずに解決していくので
ミステリィではないのだろう。

ところで、舞城王太郎と清涼院流水にはどんな関係があるのでしょうか?
気になる。


舞城 王太郎 / 講談社
Amazonランキング:7609位
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01 : 23 : 22 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
土屋賢二「人間は笑う葦である」★★★☆☆
2007 / 02 / 16 ( Fri )
この本を読むか読まないか迷いながら手に取ったとき、
読むことを決めた一言は「解説・森博嗣」でした。
解説まで読むと、実は森博嗣土屋賢二って
ちょっと文章の方向性が似ているのかもしれないなんて思ったり。
そう思って読めば犀川先生の「意味無しジョーク」とかも、
この系統の笑いのセンスが入ってるんじゃないかなぁ。

そんな連想で土屋教授と助手の関係を、
犀川さんと国枝さんの関係に重ねて考えてみたり……
ぜんぜん違う世界の会話だなぁ。

柴門ふみが土屋教授の教え子であることに驚き。
一時期もの凄く流行ったけど、今はどうなんだろうか?
そういえばちょっと前にもドラマになったっけ?

まったく本編とは関係がなくなったが、
「今はもうない」の文庫版の解説は逆に土屋さんが書いているらしい。
んー、ちゃんと読んだ記憶が残ってない。



土屋 賢二 / 文藝春秋
Amazonランキング:48113位
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18 : 00 : 00 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
飯嶋和一「神無き月十番目の夜」★★★★☆
2007 / 02 / 14 ( Wed )
読書会、二月の課題本。

本を読んでから見たほうがいいかもしれませんが、生瀬一揆400年(html)のサイト。
生瀬の地図や写真が掲載されています。

実際にあった謎の多い一揆、
起こった時期が1602~1621年までの説があり、
小説中では徳川の時代に入った1602年の出来事として描かれています。
どの説でも旧暦の10月10日であるところは一致しているらしいというのも謎。


序章はとてもホラー的な展開、小生瀬の地に派遣された大藤嘉衛門は、
生活のあとが残っているのに村人が独りもいないという状況に直面する。
あたりに漂う戦場の臭い、カタノハと呼ばれる村の聖地で発見された村人数百人の死体。

一章からは村がそうなってしまうまでの日常を追っていく。
主役は村の肝煎り、石橋藤九郎。
この人が非常にいい男なので読み進めるのが非常に楽しい。
が、この男でも止められなかった最悪の展開を思うと心が重くなる。

月居の騎馬武者の戦振りや、村人の日常生活など細かい描写も書き込まれていて
村人達に感情移入しながら読み進めてしまった。

なんとしても平穏に争わずに検地を終わらせたい藤九郎や戦を経験した年寄り達、
村の誇りを穢されたとして憤り反撃を企む若者達、
村人や役人の間をウロウロし己の保身に執着する小者が数名、
検地検地後の昇進を考え横柄に振舞う役人達。
それぞれが村のため(自分のため)に考え抜いた行動を起こし、
組み合わさったときに最悪の展開を引き起こす。

それでも藤九郎なら何とかしてくれるという淡い期待も、
衝撃的なそしてあっけない事件のせいで打ち砕かれる。

読んでいて悲しくなる、でもとても面白い一冊でした。
この人の他の本も読んでみたい。
とりあえず次は「雷電本紀」を探してみようか。


飯嶋 和一 / 小学館
Amazonランキング:127069位
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酒見賢一「陋巷に在り2 呪の巻」★★★★☆
2007 / 02 / 13 ( Tue )
ようやくの二巻目。

二巻目にして「サイキック孔子伝」が嘘ではなかったことを知る。
政敵「陽虎」と顔氏との呪術による争い。
陽虎により、饕餮(とうてつ、wiki)が召喚され、顔氏の儒者達が次々と殺されていく場面に顔回が表れ…。

確かにサイキックな感じがしてきた。
ちゃんとした術(礼)によって何かを起こすという点は守っているものの、
司馬遼太郎の小説に出てくる忍術などとは違う世界の話になってしまった。
一巻を読んだときには儒者=司馬遼太郎的な忍者くらいのモノかと思っていたのだが。

小正卯は何者なんだろうか?
今後の展開に期待大。

酒見 賢一 / 新潮社
Amazonランキング:58920位
Amazonおすすめ度:


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スティーヴン・キング「死のロングウォーク」沼尻素子訳★★★★☆
2007 / 02 / 08 ( Thu )
リチャード・バックマン名義で書かれた一冊。
実際にはキングがデビュー前に書いた処女長編だったらしい。

ロングウォークとは、小説世界のアメリカで毎年行われる競技の名前。
100人の少年達がただひたすら歩き続け、
速度が落ちると警告を受け、警告が3回で射殺される。
最後の一人は莫大な賞金や、望みをかなえることができる。

ただひたすら歩き続ける様子を描写し、そのうちの一人が主人公なので
おそらく最後まで生き残るであろうことが簡単に予想される。
しかしそれでも途中で読むのをやめられなかった。
歩き続ける少年の心理描写がすごいのだ。
初めにロングウォークのメンバーが死んだときから、最後の瞬間まで、
少年達が何を考えながら歩いていたのか。
それだけで十分に面白かった。


ただちょっと残念なのは、ロングウォークがどれだけ人気の競技なのかとか、
ロングウォークのルールとかは序盤でちゃんと解説してほしかった。
それがわからないと最後に街道沿いに集まった群衆の心が理解しにくい。
あと、ホンヤクモノなので仕方が無い点ではあるのだが、
時速4マイルってどのくらいの速度なんだろうか?
彼らの歩いた距離は何マイルじゃなくって、何キロぐらいだったのだろうか?
単位がよく分からないためにその辺が微妙。
翻訳する人たちが訳注でも入れてくれればいいのに。
なんてわがままなことを思ってしまったり。



沼尻 素子, リチャード・バックマン, スティーヴン キング / 扶桑社
Amazonランキング:34782位
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伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」★★★★☆
2007 / 02 / 06 ( Tue )
本格的なミステリィというよりは、不思議の国のアリスのような
ファンタジィの世界の中の出来事のような印象。

喋る案山子、地図に無い島、島の掟として殺人を許された男、
嘘しか言わない画家、そして現実の世界からやってくる悪意の塊のような警察官。
とんでもないキャラクタばかり登場するが、主人公が伊坂作品にしては
ごく普通のせ神経の持ち主なので彼を頼りに読み進めることができた。

途中で挿入される悪意の塊の行為には気持ちが悪くなるばかりだったが、
最終的にはすっきりと解決されるのでまぁ、読後感は悪くない。
ただ、他の伊坂作品でも思ったのだが、悪人を殺せばそれでハッピーエンドというのはどうなんだろうか?
少なくとも、普通の感覚の人間なら「めでたしめでたし」と終われそうに無い気もするのだが…




伊坂 幸太郎 / 新潮社
Amazonランキング:1898位
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酒見賢一「陋巷に在り1 儒の巻」★★★☆☆
2007 / 02 / 05 ( Mon )
読書会、今年一年間の課題本がこのシリーズ。
久々の長編小説です。なぜ歴史モノは長編が多いんでしょうか?

早速、図書館や本屋で一巻を探します。
当然ながら、巻数が多いので古本屋では見つけられません。
近所の図書館にハードカバーが揃っていたのですが、
表紙と宣伝文句「サイキック孔子伝」という言葉にドン引き。
ホンキデコレヲ13サツデスカ?
なんて思いつつ、1冊で無理だと思ったら課題をリタイアしようと考えつつ借りてきたのですが、
予想外にちゃんとした歴史小説として面白いです。

確かに、呪術によっていろんなことが起きちゃったりするわけですが、
サイキック~というレベルではなく、司馬遼太郎の描く忍者に近い雰囲気。
このくらいなら歴史モノとしてついていけそうです。

舞台は孔子が活躍した古代中国
それまでのまじないや占いとしての「儒」を、
新しい礼儀や行動規範としての「儒」に作り変え、
一つの理想国家を作り上げようとする孔子とその弟子たちと、
それに対抗するさまざまな人間の関係を描いた物語であるようです。

ようやく2巻に入ったばかり、これから面白くなっていくことを期待できそうな雰囲気です。



酒見 賢一 / 新潮社
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井上夢人「もつれっぱなし」★★☆☆☆
2007 / 02 / 03 ( Sat )
会話文だけで構成されている六つの短編を収録。
会話文だけの一冊というのは珍しい手法ではあるが、
会話の中に説明的な文章も入るので特に読みにくいということは無い。

各タイトルは「○○の証明」となっているが、
ただ単に○○に関する男女の会話という程度の意味で、
本当に幽霊や宇宙人や狼男を証明するお話ではなかった。

ほとんどの場合、おかしなことを言う女性を丸め込む男性という構図で
男性の方には欲望が丸見えというあまり見ていて気持ちのいいものではなかったのがキツイ。

男性がわけの分からないことを言うのは「狼男」
が、これも結局結末は他と同じパターンなのでそれほどの違いは無し。

唯一面白かったのは「四十四年後の証明」
とある男性のところへ、その男性の孫だと称する女の子から電話がかかってくる。
当然、男性はその話を信じないのだが…
これだけは読み終えていい気分になれた。
この男の告白の仕方はズルイけどね。


収録作

宇宙人の証明
四十四年後の証明
呪いの証明
狼男の証明
幽霊の証明
嘘の証明



井上 夢人 / 講談社
Amazonランキング:182475位
Amazonおすすめ度:


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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌 - カテゴリー:あ 作者名「あ」

01 : 13 : 43 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
東野圭吾「探偵ガリレオ」★★☆☆☆
2007 / 02 / 02 ( Fri )
草薙刑事湯川助教授が登場するシリーズのうちの一冊、らしい。
不可解な事件がどうやって起きたのかを考察する、ハウダニット系ミステリィ。
すべてのトリックは物理学で解明されるのだが、湯川助教授の専門は何だ?
飲み屋のおねぇさんには非常に失礼な回答をしてるし…。
草薙刑事はいい人っぽいんですけどね。
湯川助教授の失礼な非常識っぷりがなんとなくイライラします。

やっぱり、リアルなミステリィならもう少し湯川さんが
探偵役になるための必然性が欲しいところです。
これが無いと、コナンや金田一少年と同じですからねぇ。

東野さんの作品は、長編で心理描写たっぷりなやつが面白いと思いました。

収録作

燃える
転写る(うつる)
壊死る(くさる)
爆ぜる(はぜる)
離脱る(ぬける)




東野 圭吾 / 文藝春秋
Amazonランキング:27624位
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恩田陸「puzzle」★★★★☆
2007 / 02 / 01 ( Thu )
周りをコンクリートの堤防で囲まれた孤島
廃墟マニアには知られているその島で、不思議な死体が発見された。
一人目は、餓死。
二人目は、感電死。
三人目は、転落死。
三人の死亡推定時刻はほぼ同じ、その島には電気はとおっておらず、
転落死体は周りに何も無いビルの屋上で発見された。

犯罪なのか、事故なのか、そもそも三人には何か関係があるのか?
すべたが謎のまま、島に二人の検事がやってくる。


本がものすごく薄く、1ページの文字数も少なめなので、
これだけのわけの分からない事件をどうやってまとめるのか、
そんなところにドキドキしながら読んでしまう。
ラストの解決編にはきっと賛否両論だろう。
個人的には、ちょっと文句を言いたくもあるのだが…。

とはいえ、解決編までの展開、特に推理の道のりは非常に面白い。
何気なく見逃していたその一言が解決の糸口になるとは!
恩田作品まだまだ二冊しか読んでいませんが、他の作品が気になってきました。


恩田 陸 / 祥伝社
Amazonランキング:9433位
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15 : 07 : 29 | トラックバック(4) | コメント(0) | page top↑
梨木香歩「家守綺譚」★★★★★
2007 / 02 / 01 ( Thu )
梨木さんの本は三冊目。
「エンジェルエンジェルエンジェル」も、「西の魔女が死んだ」も
ヨーロッパのキリスト教的な雰囲気のお話だったのでいい意味で予想外な雰囲気の一冊。

舞台は明治になってそう長くはたっていない京都近くの小さな町。
主人公は新米精神労働者(作家)で空き家になった家の留守番役。
他に出てくる人物は、囲碁が好きな和尚さん、肉屋、
隣の奥さん(のちにハナさんという名前が判明、旦那がどうなっているのかは不明)、
ダァリヤの君(主人公がすれ違った美人)たったこれだけ。

が、しかし、人物ではないモノが沢山登場する。
所謂、幽霊とか、妖怪とかそういったものの仲間なのだが、怖くない。
庭の池に河童がやってきましたと言えば、隣の奥さんは「あら、そうなの」である。
そういった不思議なものが人間と共存していた最後の時代なのだろう。

たぶん、隣のトトロのおばあちゃんが若かった頃の世界もこんな感じだったんじゃないかなぁ。
なぜだか分かりませんが、懐かしい、優しい気持ちになれる一冊です。



梨木 香歩 / 新潮社
Amazonランキング:2051位
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